歴史

キャットフードの理想のカロリー

人間と同じように、猫にも子猫もいれば老猫もいて、年齢や体格に合わせて必要になるカロリー数も異なります。
最近では肥満になる猫が増えていて、それは家の中で緩い生活を送らせているからとも言われていますが、猫をペットとして飼う場合は、猫にピッタリ合ったカロリーを与えることにより、肥満を防止し健康を維持することができます。
ここではキャットフードの理想のカロリーについて考えていきます。

キャットフードには大きく分けるとドライフードとウェットフードがありますが、理想はどちらも併用して与えることです。
特に年齢で餌を選ぶ必要はありませんが、赤ちゃんの時や離乳期までは、専用のミルクや離乳食を与えて下さい。

子猫のうちは成長期となるため、大人の猫よりも高たんぱくで高カロリーの餌が必要となります。
老猫はどうしても内臓機能が衰えてくるので、消化が良い食べ物で、高たんぱくで低カロリーの餌が適しています。
もちろん猫によって好みは異なり、シニアになっても元気な猫もいるので、猫ちゃんの様子を見て餌を切り替えましょう。

犬と同じように、猫にもいろいろな種類があり、さらに行動的な猫もいれば運動量が少ない猫もいます。
猫の餌は、基本的には1日に何回かに分けて与える必要があり、1日に必要な総カロリーを2回、もしくは3回に分けて与えてあげるのが一般的です。

1日に猫に与えるカロリーの目安は、体重に200カロリーを掛ければいいとされているので、まずは猫ちゃんの体重を計測してそれに合わせたカロリーを1日に数回に分けて与えて下さい。
成長期には欲しい分だけ与えても問題はありませんが、それを続ければ肥満や病気になる可能性が高くなるので、上手にコントロールして下さい。

生後1年が過ぎた時期には、体重に80カロリーを掛けて、それを目安にキャットフードを与えればいいとされています。
ただし室内で飼っていてほとんど運動しない猫の場合は、このカロリーでも太ってくることもあるので、常に状態を見ながらカロリーを増減させて下さい。

このように、猫に与えるキャットフードのカロリーは、成猫の場合は1日で体重掛ける200カロリーと目安が決まっていますが、運動量や体重をチェックしながら調整する必要があります。